アスリートのメンタルを支えることは簡単じゃない

脳科学とか心理学とかを学べばアスリートのメンタルを支えられるかというとそうじゃないんだよな。

小手先のテクニックだけでアスリートのメンタルを支えられるほど簡単なことではないのは確かなんだけど…

うまく言葉にできないけど、
知識やスキルを学んだだけでメンタルコーチですと名乗る人が増えることには違和感を感じる。

何だろうね。

アスリートのメンタルを支えるって。

相手の気持ちを想像できるかどうかなのかな。

想像した先に、
どんな言葉を届けるか。

どんな間で、
どんな声のトーンで、
どんな表情で話しかけるか。

そこだけは、
メンタルコーチの資格取ったとか、
心理学学びましたとか、
脳科学学びましたとかだけでは対応できないところ。

そこを磨くにはどうしたらいいのか考えるのだけど、
どうすればいいんだろうね。

正直これをすればいいっていう答えが見つからない。

そもそも答えなんてないんだろうけど。

もしかしたら、
そこがメンタルコーチをする上で必要な素質みたいなものかもしれない。

やっぱりメンタルコーチって、
志せば誰でもなれるほど簡単なものではないんだよな。

スポーツメンタルコーチ加藤優輝
Deportare Design代表
Deportare Design代表。6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群により競技を嫌いになり、結果プロになれずに現役引退。 その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士になる。 消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。 退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳と心の仕組み・スポーツ科学、EQなどについて学ぶ。 その後、サッカー元日本代表でもあるカレンロバートの専属サポート。現在は、プロ野球選手(NPB)やプロサッカー選手(Jリーグ)、プロサーファー、プロゴルファー、実業団選手を始めとする、トップアスリートから本気でプロを目指すアスリートを中心にメンタルのサポートをしている。 すべての人が自分自身の可能性を信じて生きていける社会にすることが人生のテーマ。

私がスポーツメンタルコーチになった理由

私はプロサッカー選手になるはずだった。小学校のころから夢はサッカー選手。中学生になっても高校生になっても大学生になっても、夢は変わらずサッカー選手。そんな私は、身長170㎝でゴールキーパーをしていた…>>続きはこちらから

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