気づけばあの出来事から10年以上経ちました

プロサッカー選手を目指して、
学生時代はサッカーに打ち込んできました。

気づけば、

「変えられないことに悩むよりも、変えられることに悩む」

という自分の信念すら貫くことができなくなっていました。

大学サッカーの終わりが近づくにつれて、
焦りや不安に襲われる毎日。

その不安や焦りを感じないために、
オフの日もとにかくトレーニングをしていました。

結果的に燃え尽き症候群になって、
サッカーを嫌いになって現役引退。

今振り返ると、
それを乗り越える力が当時の自分にはありませんでした。

やっぱりこの身長だとプロにはなれないんだと決めつけていたのも自分です。

全て自分の思考の枠の中で生きていたなと。

そしてふと、
サッカーから離れて10年以上経ったことに気がつきました。

まさか自分がアスリートのメンタルを支える人になるなんて想像もしてなかったです。

しかし、
今こうしてメンタルコーチとして生きている。

なぜならば、
身長170㎝でゴールキーパーとしてプロサッカー選手になること目指し、
燃え尽き症候群になったという経験があったからだと確信しています。

10年以上経って思うことは、
無駄な経験なんて一つもないんだということ。

今ならあの出来事を経験することができて、
本当に良かったと心から思えます。

もし過去の自分に一言声をかけるなら、
サッカーから離れても情熱を注げることが見つかるから安心しろと伝えたい。

これからもメンタルコーチとして、
アスリートのために生きていきます。

スポーツメンタルコーチ加藤優輝
Deportare Design代表
Deportare Design代表。6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群により競技を嫌いになり、結果プロになれずに現役引退。 その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士になる。 消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。 退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳と心の仕組み・スポーツ科学、EQなどについて学ぶ。 その後、サッカー元日本代表でもあるカレンロバートの専属サポート。現在は、プロ野球選手(NPB)やプロサッカー選手(Jリーグ)、プロサーファー、プロゴルファー、実業団選手を始めとする、トップアスリートから本気でプロを目指すアスリートを中心にメンタルのサポートをしている。 すべての人が自分自身の可能性を信じて生きていける社会にすることが人生のテーマ。
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