【海外遠征・試合帯同】アスリートの競技人生に関わるスポーツメンタルコーチとして

大切な人との時間を楽しむ風景が、オーストラリアの至るところにあって、改めて人生の豊かさについて考える機会に。

豊かな人生とは、日常の中にある小さな幸せに気づくこと、大切にしたいと思える人たちがいること、その人たちを思いやる余裕があることだと、ここで暮らす人たちの風景から教わりました。

人によって豊かな人生の意味は変わると思うのですが、今の私にとってはこれが一番しっくりきています。

ここにある日常を感じてほしいと、オーストラリアに連れてきてくれた選手には本当に感謝です。

また、今回オーストラリアでの試合に帯同したことで、私がスポーツメンタルコーチとして選手をサポートする目的がより鮮明になりました。

それが、「アスリートではなくひとりの人間として、豊かな人生を歩んでいけるようなサポートをする」ということ。

もちろん、選手にとっては競技の目標を達成することが重要で、それは私にとっても間違いなく重要なことです。

ただその目標を達成することも、選手がひとりの人間として豊かな人生を歩むための一つの手段なのだと最近は感じるようになりました。

だからこそ、選手が選んだ手段を尊重したいですし、大切にしたい。

その選んだ手段で、豊かな人生を歩んでいってほしい。

そのために私は、自分の役割に徹する。

これが私が選手の近くにい続ける理由なのだと思います。

ただ、長い時間軸で選手の人生を考えたとき、もし目標を達成できなかったとしても豊かな人生を歩めないという訳ではない。

プロサッカー選手になること以外考えられなかった私が、今まさにそれを身をもって実感することができています。

これからも、選手が選んだ心震えるような目標を達成できるように、寄り添いサポートしていきたいです。

ご縁があってせっかく出会えた選手でたちですから、豊かな人生を歩んでいってほしい。

ただそれだけです。

長くなりましたが、最後に私がスポーツメンタルコーチとして大切にしている言葉を綴って終わりにしたいと思います。

「女性が花が好きだと言ったとしても、彼女が花に水をやるのを忘れたことを見てしまったら、彼女の花への「愛」を信じることはできないだろう。愛とは愛するものの生命と成長を積極的に気にかけることである。この積極的な配慮のないところに愛はない。」

エーリッヒ・フロム

スポーツメンタルコーチ加藤優輝
Deportare Design代表
Deportare Design代表。6歳から22歳までプロサッカー選手を目指していたが、燃え尽き症候群により競技を嫌いになり、結果プロになれずに現役引退。 その後、人命に関われる仕事に魅力を感じ、消防士になる。 消防士として社会貢献していく中で、夢や目標に向かっている人をサポートしたいという思いが沸き起こり消防を退職。 退職後、自分自身が燃え尽き症候群になってしまった原因を解明すべく、脳と心の仕組み・スポーツ科学、EQなどについて学ぶ。 その後、サッカー元日本代表でもあるカレンロバートの専属サポート。現在は、プロ野球選手(NPB)やプロサッカー選手(Jリーグ)、プロサーファー、プロゴルファー、実業団選手を始めとする、トップアスリートから本気でプロを目指すアスリートを中心にメンタルのサポートをしている。 すべての人が自分自身の可能性を信じて生きていける社会にすることが人生のテーマ。

私がスポーツメンタルコーチになった理由

私はプロサッカー選手になるはずだった。小学校のころから夢はサッカー選手。中学生になっても高校生になっても大学生になっても、夢は変わらずサッカー選手。そんな私は、身長170㎝でゴールキーパーをしていた…>>続きはこちらから

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